自室でくつろいでいると、隣の部屋から――
「パン!パン!パン!」という規則的でやけにリズミカルな音が響いてきた。
…え?まさか……夜の…
聞こえないふりをしようとしたが、音はどんどん大きくなる。
気になりすぎて、そっと廊下に出て、ドアの前へ。
パン! パン! パン!
耐えきれず、ドアをゆっくり開けたその先にいたのは――
満面の笑顔で、お互いの顔に化粧水をパンパンし合うカップルだった。
「うるおいって、愛だよね♡」
……ごめん、こっちが勝手に乾いてたわ。
いや、いいオチが思いつかなかったんだ。
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